大原重朝(おおはらしげとも)     嘉永元年〜大正7年12月14日(1848-1918)

    伯爵・堂上公家・貴族院議員。幼名、常丸のち重朝。父、大原重徳(三男)。安政元年(1854)備後権介を経て左馬頭。京都出身。明治元年(1868)従四位。父重徳の公武合体派公卿の排斥問題で差控えを命ぜられたが、明治3年(1870)許される。明治元年(1868)参与・弁事・宮内省出仕。明治12年(1879)外務省御用掛。明治17年(1884)子爵になる。明治21年(1888)伯爵に昇進。明治23年(1890)貴族院議員。式部職御用掛。正二位勲三等。71歳。

墓は、谷中霊園 乙6号5側。正面「貴族院議員正一位勲二等伯爵大原重朝之墓」。