太田 謹(おおたきん)     天保13年〜大正14年11月10日(1842-1925)

    帝室博物館学芸委員。従六位勲六等。狩野栄信のの二子朝岡興禎が、絵画鑑賞に資するため、多年苦心研鑚の末編纂した一大著述で、古美術研究の基本書として不朽の名著である「古画備考」をはじめ多くの校訂復刻をする。 また儒者萩原西疇の碑を書く。84歳。著書;「改正岐阜県地誌略 下」、「日本略史 上巻」。

墓は、谷中霊園 甲新12号52側。正面「太田家之墓」。日露戦争に出征した伍長杉浦貞吉も合祀。