桜錦利一(さくらにしきりいち) 大正5年〜昭和37年6月4日(1916-1962)
関取。本名、会津利一のち加藤利一。青森県出身。昭和7年(1932)天竜一派の関西力士団の大ノ里に入門。昭和13年(1938)関西角力協会解散に伴い、1月幕下附出で東京両国で初土俵。昭和14年(1939)十両昇進。昭和15年(1940)1月入幕。すぐに双葉山から金星を2個取る。昭和22年(1945)11月小結。昭和26年(1951)引退。最高位、小結。幕内在位26場所。通算、149勝146敗。年寄名、12代目高崎。46歳。娘は、横綱柏戸夫人。
墓は、谷中霊園 乙8号11側。伊達宗城墓前。正面「加藤家之墓」。「桜錦院利聖一真居士」。手水鉢が軍配の形をしている。