佐々木謙一郎(ささきけんいちろう) 明治15年〜昭和28年6月29日(1882-1953)
南満州鉄道副総裁・南方開発金庫総裁。父、佐々木勇之助(長男)。明治40年(1907)大蔵省に入る。専売局にて累進、昭和7年(1932)専売局長官。昭和10年(1935)満州鉄道に入り、理事・副総裁で退任、南方開発金庫総裁。日本食塩社長。個人としてたばこ関係の歴史資料として浮世絵・喫煙具を収集したが、専売局、専売公社による公的な事業として発展し、昭和53年(1978)「たばこと塩の博物館」が開館した。なお、妻の佐々木菊尾(1885-1968)は、三宅秀の4女。
佐々木修二郎(ささきしゅうじろう) 明治20年〜昭和42年3月15日(1887-1967)
第一銀行副頭取。父、佐々木勇之助(二男)。佐々木謙一郎の弟。東京出身。明治44年(1911)第一銀行に入社。各支店本店営業部副支配人。庶務部副部長兼人事課長。累進して取締兼調査部長。渋沢倉庫会長・第一銀行常務。なお、妻の佐々木信子(1894-1959)は、慶応大学総長小泉信三の妹。
墓は、寛永寺谷中墓地の阿部家墓地(徳川御台所様墓地前)内。修二郎墓(写真右)は、謙一郎墓(写真左)の真後ろ。