柴岡文太郎(しばおかぶんたろう)    安政5年〜大正2年10月16日(1858-1913)

    陸軍軍医監。父、備前岡山藩士石川正寧。江戸芝出身。同藩香川真一に育てられ、のち海軍軍医柴岡孝徳の養子となる。日清・日露の両戦争に従軍。明治41年(1908)朝鮮暴動鎮圧に参加。朝鮮より勲二等大極章を賜る。伊藤博文の知遇を得て朝鮮統監府付となり、一等軍医生。明治44年(1911)陸軍軍医監になるが、同年予備役となる。正五位勲三等功四級。56歳。

墓は、谷中霊園 乙3号7側。当ブロック1基目。正面「陸軍軍医正五位勲三等功四級柴岡文太郎/妻 金子 墓」。