末延道成(すえのぶみちなり) 安政2年5月6日〜昭和7年5月24日(1855-1932)
実業家。高知県土佐国香美郡夜須村出身。幼名:佐代治。号:鳥洞。父、医師末延立誠(1827-1896)。明治12年(1879)東京帝国大学法科大学卒業後英国に留学。帰国後三菱汽船の支配人となり,その後日本郵船支配人、東京海上保険(株)、豊川鉄道(株)各社長、明治生命、明治火災各保険会社、山陽鉄道、北陸鉄道、東武鉄道各取締役のほか、東京商工会議所議員、同常議員、農工商高等会議員、経済調査会委員等を歴任。大正15年(1826)1月〜昭和7年(1932)5月貴族院勅選議員。78歳。養子、末延三次。
墓は、谷中霊園乙11号11側。正面「末延道成之墓」。