躰仙院(たいせんいん)     創建:不詳

場所: 台東区谷中4-1-7
アクセス: 地下鉄千代田線千駄木駅下車。谷中方面に三崎坂を上がり、上がりきった辺りの初音幼稚園前の信号を右に入る(一方通行出口)。約200m先を右に入り、瑞輪寺前の参道を左に(瑞輪寺とは反対方向に)行き、左側。

     日蓮宗。瑞輪寺末(塔頭)。慶応4年(1868)5月15日上野戦争のため兵火に遭い、書類を焼失し由緒等不明となった。開基:日陽。本尊塔中題目:釈迦・多宝・四菩薩・四天王・文殊・普賢・日蓮など14体。ほか山門を入り左側の鬼子母神堂の中に鬼子母神像(厨子入り)があり、”谷中鬼子母神”として知られる。また、”ほうろく灸”が行われる。旧住所は、谷中村22番地10号。

※ ほうろく灸: 夏の土用の時期に行われる日蓮宗の修法行事。江戸時代から続けられているまじないで「ほうろく」という素焼きの皿様のものを頭に笠のように乗せ、その上で大きな「もぐさ」に火をつけ、もぐさが燃え尽きるまで無病息災などを祈祷し、頭痛封じ・夏負け・夏バテ防止のご利益を得ることが出来るというもの。

下記のお墓がある。

新派俳優・落語家伊志井寛・三升亭小勝(4代)

※ 墓地は、瑞輪寺墓地内にある。