寺田栄(てらださかえ)    安政6年11月19日〜大正15年1月13日(1859-1926)

    衆議院書記官長・貴族院議員。父、寺田安山子(長男)。福岡県出身。明治10年(1877)国事犯に問われ除籍となり、別れて一家を創立。明治15年(1882)明治法律学校卒業。第1回判検事試験に合格。東京・横浜・高崎等裁判所歴任。明治30年(1897)衆議院書記官となり、林田書記官長の部下となる。議事課長・秘書課長・警務課長等を経て大正6年(1917)5月書記官長。大正12年(1923)辞職。大正13年(1924)勅選貴族院議員。大正14年(1925)6月営繕管財顧問。東亜の諸問題で活躍。長女薫は、鳩山一郎に嫁す。68歳。

墓は、谷中霊園 乙2号12側。正面「寺田家之墓」。