保井庄吉(やすいしょうきち)/安井抱中(やすいほうちゅう) 安政4年〜大正11年2月12日(1857-1922)
漆芸家・蒔絵師。名、庄吉。号、抱中。12歳で植松抱民の門人となる。「精工社」・「起立工商会社」に勤める。花鳥高蒔絵を得意とする。美術展覧会・漆工競技会に出品。明治35年(1902)日本漆工会で御前製作。大正9年(1920)に石原抱真とともに明治神宮御神宝製作。 日本漆工会創立者の一人。宮内省御用命品制作。66歳。
墓は、領玄寺墓地(谷中4-3-5)。山門を入り、すぐ左側。大きな笠塔墓の後ろ。正面「保井抱中之墓」。「常諦院抱中日正居士」。