阿部正精(あべまさきよ)・5代藩主    安永3年12月24日〜文政9年6月20日(1774-1826)

    備後福山藩5代藩主。老中。父、4代藩主阿部正倫(3男)。享和3年(1803)父、隠居に伴い30歳で備後福山藩5代藩主となる。文化14年(1817)には老中に昇進した。老中職を7年勤め文政6年(1823)病いによって辞職。3年後に藩主在任のまま死亡。跡を3男阿部正寧(あべまさやす)が継いだ。53歳。

墓地は、西福寺(台東区浅草)に葬られ、のち寛永寺谷中墓地に改葬。「謙徳院殿」。