市川小太夫(いちかわこだゆう)・2代    明治35年1月26日〜昭和51年1月9日(1902-1976)

    歌舞伎俳優。日本舞踊琴吹流家元。父、2代目市川段四郎(5男)。東京出身。本名、喜熨斗(きのし)光則。明治38年(1905)市川蝙蝠(こうもり)名で初演。大正7年(1918)2代小太夫を襲名。昭和5年(1930)12月新興座を結成。第1次春秋座、新国劇を経て大阪で大衆劇に出演。映画・テレビにも多数出演する。昭和46年(1971)歌舞伎に復帰。舞踊琴吹流創始。小説も書いた。著書:「吉原史話」。

兄に初代市川猿翁、8代目市川中車。甥に三代目市川段四郎。現、三代目市川猿之助、四代目市川段四郎の大叔父にあたる。

初代市川猿之助(2代目市川段四郎:大正11年没)
  I     兄弟に赤倉鉄之助、その子に木村富子(作家)・・・夫は木村綿花
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  I-- 2代目市川猿之助(初代市川猿翁:昭和38年没)・・・・・長男
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  I     I-- 3代目市川段四郎(昭和38年没)・・・・・・・長男
  I     I     I    妻は、高杉早苗(女優)   I     I     I
  I     I     I-- 3代目市川猿之助(現)・・・・・・・・長男
  I     I     I     I    後妻は、藤間紫
  I     I     I     I-- 先妻浜木綿子との子に 香川照之(俳優) ・・・浜木綿子とは離縁
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  I     I     I-- 4代目市川段四郎(現)・・・・・・・・次男
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  I     I          I-- 2代目市川亀治郎(現)・・・・・・・・・・長男
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  I     I-- 4代目市川三四助・・・・・・・・・・・・・・・・・・次男
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  I-- 初代市川寿猿(昭和10年没)・・・・・・・・・・・・・・・・・次男
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  I-- 8代目市川中車(昭和46年没)・・・・・・・・・・・・・・・・3男
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  I-- 2代目市川小太夫(昭和51年没)・・・・・・・・・・・・・・5男
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       I-- 市川蝙蝠(昭和58年没)

墓は、寛永寺第二霊園。市川中車墓の右2基目。「喜熨斗墓」。墓誌はないが、小大夫の建立とあるから、本人も祀られているものと思われる。