川上宗寿(かわかみそうじゅ)/川上眉山(かわかみびざん)     安永8年〜天保15年8月17日(1779-1844)

    江戸後期の茶人。号、眉山・一指亭。川上不白の門弟不識軒宗什(川上宗什:1763-1809)に師事し後を継ぐ。筑後久留米藩有馬家の茶頭を務める。また柳原焼の指導もする。下野足利家にも縁があり川上宗順家の茶系を築く。古典に長じ、平家を語り連歌もよくする。当時江戸一の茶人と言われた。嗣子は、仙渓宗順(川上宗順:1810-1875)。66歳。

墓は、安立寺墓地(5-3-17)。下村観山墓前の通路を途中右に、川上渭白墓への通路右側。正面「眉山川上宗寿墓」。「一指院宗幸日雅居士」。