菊池正士(きくちせいし)    明治35年〜昭和49年11月12日(1902-1974)

    日本の原子物理学の第一人者。東京都出身。父、数学者・菊池大麓(四男)。東京帝国大学理学部物理学科卒業。理化学研究所勤務。1928年に電子線回折に関する実験で世界的に認められた。東京大学原子力研究所長、日本原子力学会長、日本原子力研究所長、東京理科大学長等を歴任し、文化勲章を受章した。父、大麓は箕作秋坪(みつくりしゅうへい)の子で箕作家から秋坪の実家菊池家に養子にいったので正士も箕作の家系である。精しくは、菊池大麓を参照。

墓は、谷中霊園乙5号2側。父の菊地大麓墓に合祀。