土田卯三郎(つちだうさぶろう)     慶応元年〜昭和7年9月12日(1865-1932)

    大正天皇の御典医。岐阜県出身。東京帝国大学医学部教授。脳脊髄病科医師。医学博士。66歳。娘歌子は、初代上野動物園長古賀忠道の夫人(昭和46年7月6日没:58歳:照光院妙歌清浄大姉)。
※ 湯河原の今田奈美子レストラン「銀河館」は、関東大震災で損壊した、旧帝室博物館の部材が払い下げられ、土田卯三郎が購入し、娘歌子のために昭和元年(1926)に当地で再建築された建物で、元はジョサイア・コンドルの設計。昭和24年(1949)に今田家の所有となり、一時廃墟化していたものをリニューアルしたもの。

墓は、寛永寺谷中墓地(凌雲院墓地)。乙10号1側近くから入る。正面「土田家之墓」。「仁奎院仙壺霊達居士」。