林経明(はやしつねあき)/林春海(はやししゅんかい)     安政6年〜昭和15年11月12日(1859-1940)

    書家。号、春海。父、幕臣林知一。亀井茲福に漢学を学び、市川万庵に書道を学ぶ。大蔵省侍僮、大臣官房秘書事務一等判任官として在職44年。俳諧をよくし俳号を一村と称す。仲間と「如蘭吟社」を結成し、雑誌「手染の色」を発行。正七位勲六等旭日章。林厚徳の碑文を書く。駒井重格の墓碑を書く。82歳。

墓は、本通寺墓地(谷中4-2-33)。山門よりすぐ右側。塀際。正面「林家之墓」。「東雲院春海日浄居士」。河田烈選書の大きな碑がある。