常在寺(じょうざいじ)     創建: 元和2年3月15日(1616)

場所: 台東区谷中5-2-25
アクセス: JR日暮里駅下車。谷中口を出て御殿坂を上がり、約50mの小さい交差点を左に入る。約400m行った右側。

     感応山。日蓮宗。開基は、葛野九郎兵衛藤原定之。1640ころ日精上人(1600-1683)が、下谷常在寺を再建したという資料がある。明治期の古地図には、現在の上野ABABの少し上野駅寄りのところの三橋の近く(当時の下谷町1丁目)に”常在寺”がある。谷中への移転は、推測だが鉄道敷設に伴う大規模な区画整理の時期(上野駅ができたのが明治16年)ではないだろうか。

墓地には、下記のお墓がある。

大薩摩節の流祖大薩摩主膳太夫、葛野流太鼓の祖葛野九郎兵衛定之、ロックミュージシャン中川勝彦、日本舞踊正派西川流宗家西川喜州(2代)、俳人八朶園寥松(はちだえんりょうしょう)/巒蓼松(みねりょうしょう)