大雄寺(だいおうじ)     創建:慶長9年(1604)

場所: 台東区谷中6-1-26
アクセス: 千代田線根津駅下車。言問通り(善光寺坂)を上がり、約1kmにある下町風俗資料館別館の旧吉田屋酒店の交差点(バスで1停留所・谷中下車)を左に曲がり約50mの左側。千駄木駅からは、谷中方面に三崎坂を上り、道なりに行き、言問通りとの交差点手前約50m右側。

     長昌山大雄寺。日蓮宗。妙法華寺末頭。開基:真応院日達。神田に創建。のち万治元年(1658)谷中(旧谷中町36番地)に移転。安永元年(1772)火災に遭い書類焼失のため委細不明。本尊塔中題目:釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩・多宝菩薩・四天王・不動明王・愛染明王ら15体。ほか伝教大師作の摩利支天像・大黒天像など。山門を入って左手に慈母観音像がある。

※ 創建年は、明治10年(1877)の下谷区の調査資料では、天正2年5月(1574)

下記のお墓がある。

「灯台守」などの作詞家勝承夫
江戸初中期の鍼科医杉山検校
幕末三舟の一人高橋泥舟/高橋謙三郎
歌人菱田縫子
彫金家向井勝幸