長明寺(ちょうめいじ)     創建: 慶長4年(1609)

場所: 台東区谷中5-10-10
アクセス: JR日暮里駅谷中口下車。御殿坂を上がり、約100m先にある三差路を左に、七面坂を下る。すぐ左に曲がり、約50m左側。

     日照山長明寺。日蓮宗。創建:志村八兵衛。春には山門を入ったところにある枝垂れ桜が美しい。根元には、人力車発明の碑があり、その先には、慈母観音像とお稲荷さんがあり、周りは枯れ山水風の庭になっている。その後ろには台東区指定有形文化財の鐘楼がある。銅鐘は、天和2年(1682)10月16日製で檀越屋代安次が自らの逆修供養のために寄進したもの。本人は、天和3年(1683)2月16日に81歳で没していて、お墓も鐘楼の裏手にある。ご住職が、持参の調査リストを台帳と照らし合わせてくださった。観光客の多いこの地区での発展にご尽力されていることが伺える。



下記のお墓がある。

ヘレン・ケラー学院長 一色直文
一色直氏の孫 一色直政
人力車の発明者 和泉要助
江戸時代中期の幕府勘定奉行 荻原重秀
体育」という言葉を作った人・明治初期のドイツ語学者 近藤鎮三
落語家 三遊亭新朝(2代)
江戸時代中期の大目付 鈴木利雄
幕末明治初期の医師・東京府医会会長 中口穂山/中口秀平
戊辰戦争で戦った会津藩の「娘子隊」副司 平田小蝶
御目付・地理学者 間宮方好・間宮士信
男爵岩村一木の義兄・医学博士 三宅高寛
大目付松波正春の父 三宅正広
蕎麦打ち渡世人の合祀墓 麺類杜氏職寄子中之墓
河東節藤岡流師匠 山彦栄子
明治期の東京控訴裁判所判事 横山 尚